函館市民生事業協会

救護施設 明和園

お知らせ

2021/03/30

新型コロナウィルス感染症クラスター終息のご報告

この度、当施設で発生した新型コロナウィルス感染症クラスターに伴い、入所者様、ご家族様、関係機関をはじめ各位に多大なるご心配・ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。また、お亡くなりになられました入所者様のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、ご遺族の方に哀悼の意を表します。

令和3年1月12日に施設内で最初のコロナ陽性者が判明し、これを受け1月14日に濃厚接触者のPCR検査を実施したところ、入所者様4名、職員7名の陽性者が判明、クラスターの発生により、同日14日、函館市の現地対策本部が設置されました。

対策本部の設置により、本部のご指導・ご支援を賜りながら、事態の収束に取り組んできました。施設内では、2月9日を最後に新たな感染者の確認はされておらず、その後の2週間の健康観察期間後の、23日に施設内ゾーニングの解除、さらに1週間の観察期間を経て、3月3日、市はクラスターが収束したとみなし、対策本部を解散いたしました。

施設では、対策本部の解散後も、引き続き感染予防対策の徹底を図ってきました。この度、その予防体制が整い、全てにおいて安全性を確認できたことから、ここに終息を報告いたします。

クラスター発生以来、施設の感染対策、医療管理、入院調整など様々なご支援を賜りました函館市保健福祉部、市立函館保健所、市立函館病院、北海道渡島総合振興局、函館市医師会・函館五稜郭病院等の関係機関の皆様に、この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。

今後は、二度とこのような事態を引き起こさぬよう、職員一同、より一層の感染予防対策の強化に努めてまいりますので、皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

令和 3年 3月 30日

社会福祉法人 函館市民生事業協会

救護施設 明和園 園長 菊野時生